近来、油圧機器は技術革新の波に乗り、年々高性能なものが市販されてきましたが、電磁切換弁に関しては従来のスプール型が主流を占め、宿命的弊害とも云える内部漏洩・切換時のショック等の問題を解決するに至っていないのが現状です。
LSL-55は、弊社独自技術で開発したリーク&ショックレス電磁切換弁で、内部漏洩と切換時に発生するショックを完全に阻止した画期的な方向切換弁として各分野より高く評価されています。
LSL-55構造図
取付形 | ガスケット形 | ||
---|---|---|---|
定格圧力 kgf/c㎡ | 250 | ||
最高パイロット圧力 kgf/c㎡ | 250 | ||
最低パイロット圧 kgf/c㎡ | 5(註) | ||
許容背圧 kgf/c㎡ | 50 | ||
定格流量 l/min | 55 | ||
重量 | ダブルソレノイド | 6.6 | |
シングルソレノイド | 6.2 | ||
電源50/60Hz | 起動電流 | 保持電流 | 消費電力 |
AC200V | 1.2A | 0.28A | 22W |
AC100V | 2.4A | 0.55A | 22W |
(註)●内部ドレンの場合、背圧を加算して下さい。●ソレノイドにはDC12V及び24Vもあります。
位置:3
形式:LSL-55-A-※※
位置:3
形式:LSL-55-B-※※
位置:3
形式:LSL-55-C-※※
位置:2
形式:LSL-55-D-※※
位置:2
形式:LSL-55-E-※※
位置:2
形式:LSL-55-F-※※
SB-A-03
SB-B-03
中立位置、差圧210kgf/c㎡ | ||
---|---|---|
P→A | 0 | |
P→B | 0 | |
P→T | 外部パイロット | 0.01cc/min |
内部パイロット | 10cc/min | |
A→T | 0.01cc/min | |
B→T | 0.01cc/min |
外部パイロットは標準仕様ではありません。
その他特殊なリークレス・ショックレス弁も承ります。
近年油圧機器はあらゆる機械の自動化・省力化に貢献し、産業の担い手としてその利用分野は拡大の一途を辿ってきました。なかでも電磁切換弁は数多く使用され、年々高性能なものが市販されてきましたが、反面、内部リーク、切換時の騒音・ショックなどの問題を残しておりました。
弊社はこの度切換弁の概念を根本から覆すリークレス・ショックレスの電磁油圧切替弁の開発に成功しました。省力、省エネルギー、無公害をテーマとしたグローバルなユーザーニーズにマッチした文字通り夢の切替弁といえましょう。
従来のスプール形切換弁では避けることの出来なかった内部漏洩を完全に阻止し、而も切り替え時に発生するショックを構造上完全に除去する事に成功しました。
MODEL LSL-110-A-A2
3位置4方向クローズドセンター型
定格流量100l/min
定格圧力250kgf・c㎡
ソレノイド仕様(50・60共用)
起動電流 | 保持電流 | 消費電力 | |
---|---|---|---|
AC200V | 1.2A | 0.28A | 22W |
AC100V | 2.4A | 0.55A | 22W |
※ソレノイドは、AC200V及びAC100Vが標準形ですが、他にもDC24V及びDC12Vもあります。
▦パイロット方式はサブプレートにより内部パイロット用または外部パイロット用に区別されます。
▦外部パイロット用では、パイロット圧を15kgf/c㎡以上にして下さい。
▦内部パイロット用では、通貨流量(P→A又はB)が30l/min以下で使用される場合にパイロット圧が不足する事も有りますので予めご相談下さい。
▦タンクポート背圧は10kgf/c㎡以下にして下さい。
▦サブプレートを製作される場合はPポート光景を17mm/φ以下にして下さい。